最新のお知らせ一覧

第55回 全日本病院学会 in 埼玉 参加
2013年11月03日

 

 今回の全日本病院学会は『地域医療を担う我ら〜埼玉から日本へ発信〜』というテーマで

埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティで11月2、3日にわたって開催されました。

当院からは6名が発表いたしました。

 写真の下部に演題と発表者をまとめました。演題のリンクを押下すると抄録のPDFファイルが閲覧できます。

 

 メイン会場の様子

 

 

発表の様子

 

 ポスター発表の掲示の様子

 

 

 演題  発表者
KYTの取り組みについて 診療支援部 総務企画課
上口智幸
リハビリ病院における管理栄養士としての役割 診療部 栄養室 藤崎三佳
管理栄養士
医療と介護を繋げよう
〜アセスメントシート・連携ミーティング〜
診療支援部 地域連携課
天野優佳 MSW

生き活き楽しい病院生活を過ごすために
〜よか(余暇)ヨカ(良か)メニューの活用〜

診療部 2階病棟 白濱美佳
看護助手
剪断波エラストグラフィを用いた
治療方法別による筋硬度変化の評価
診療部 3階病棟 佐田直哉
理学療法士
当院における転倒事故の傾向と課題
〜インシデント・アクシデント報告より〜
診療部 4階病棟 中村裕樹
理学療法士

 

敬老の催し
2013年09月14日

 

 当院は、多くのご高齢の患者さまにご入院いただいていることもあり、毎年「敬老の日」に因んだイベントを行なっております。

 ご高齢の方にとって「敬老の日」が楽しく特別な一日であってほしいと、本年も各病棟、外来にてイベントを開催しました。演劇あり、ミニコンサートあり、マジックや演芸も飛び出し最後に粗品を進呈いたしました。

 

 水戸黄門の演劇

 

ひげダンス

 

おはら節

 

ミニコンサート

院内研究発表会
2013年08月10日

 

 当院ではリハビリ医療の発展へと繋がるような研究を促進していくように

コンペ形式で院内研修会を開催しています。

 

 今年は8月10日(土)にウェルビュー鹿児島にて行われました。

看護部門・コメディカル部門・リハビリ部門から8演題の発表がありました。

 

 

 会場の様子1

 

 会場の様子2

 


また、今回は初めての試みで外部講師を招待し特別講演をしていただきました。

 

『認知症:プロローグ』

 杏林大学 高齢医学

 杏林大学病院もの忘れセンター(東京都認知症疾患医療センター)

 長谷川 浩 先生

 

『認知症とリハビリ』 

 杏林大学 高齢医学 

 八反丸 美喜子 先生

 

長谷川先生の特別講演の様子

 

 八反丸先生の講演の様子

 当院スタッフとの活発な質疑応答もあり、非常に有意義な講演/研究発表会となりました!!

 

消防訓練!!
2013年05月07日

 

 黄金週間が無事終わり、五月晴れとなった平成25年5月7日8時20分、

当院では上町分遣隊の皆様にご協力いただき、消防訓練を実施しました。

 分遣隊の方の防災意識に対する講話の後、新入職員を中心に入念に

消火器の実技訓練を行いました。

 より安全な病院として皆様にご利用してもらえるように今後も定期的に

こういった訓練を行っていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年度下半期及び2012年度進捗報告会
2013年04月25日

 八反丸病院では病院をより良く改善するために全力で取り組んでいます。

 その取り組みの一つとして各部署毎に目標を設定し、年二回その進捗を全スタッフで共有しています。
 各責任者からの報告と活発な意見交換が行われました。
 
 
院長の報告
 
 
 
会場の様子
 
平成25年度 八反丸病院 新入職員歓迎会
2013年04月24日

今年度の新人32名の歓迎会を『ウェルビューかごしま』で開催しました。

総勢230名のスタッフのうち199名が参加し、新しい仲間と交流しました。

バンドの生演奏にダンスパフォーマンスもあり、とても賑やかな歓迎会となりました。

 

会場の様子

 

 

理事長と新入職員

 

 

バンド演奏!!

 

ダンスパフォーマンス!! 

 

平成25年度 新入職員が入職しました!!
2013年04月01日

 

同じ仲間として共に地域医療のために研鑽してゆきましょう!

 

 

ホームページリニューアルのお知らせ
2013年01月17日

1月17日より、当院のWebサイトを大幅にリニューアルいたしました。
リニューアルでは、トップページのアドレス(http://www.hattanmaru.jp/)に変更はありませんが、トップページ以外のページのアドレスが変更になりました。ブックマーク等に登録されている方は、お手数をおかけしますが変更をお願いいたします。
今後とも、分かりやすいホームページとなるよう、内容の充実を図ってまいりますので、引き続きご利用いただけますようお願いいたします。

バランス能力と身体機能の関連性
2010年11月30日

バランス能力と身体機能の関連性
―高齢者と若年者の比較と運動介入から―

医療法人 慈圭会 八反丸病院  
中村 裕樹 五十峯 淳一 竹内 明禅 竹内 直人 出水 孝明 斉野 仁 
有馬 淳二 早田 善幸 繁昌 教子 三ヶ尻 祐太 高智穂 弥与 
八反丸 健二(MD)
【key word】バランス評価 高齢者 運動介入

【目的】
加齢に伴う身体機能の低下は周知の事実である。わずかな機能低下は、日常生活に支障を来さなければ問題とならないが、一線を越えたとき特に高齢者では複合 的な障害を引き起こす可能性がある。初めのうちは立ち上がり・片脚立位保持能力といった筋力やバランス能力の低下が問題となり、徐々に移動能力の低下と進 展し生活上での転倒リスクを増大させる。その為、バランス能力と身体機能への理学療法の介入は重要となり、老化・転倒予防の課題と考える。
今回我々は、高齢者と若年者のバランス能力と身体機能を評価比較し、さらに運動指導を行いその効果を検証し若干知見を得たので報告する。

【方法】
対象は、転倒の経験がない当院外来通院中の独歩可能な患者32名(男性11名・女性21名、平均年齢74.1±6.1歳、下肢疾患7名・脊椎疾患24名・ 上肢疾患1名)と健常若年者31名(男性20名・女性11名、平均年齢26.8±4.4歳)とした。本研究に際し、被験者に対して研究趣旨を説明し同意を 得た後に測定を行った。測定項目は、下肢可動域、握力、開眼片脚立位保持時間、5回連続椅子からの立ち上がり動作時間、起立安定域テスト、Reach  Test(RT)としてFunctional Reach Test(FRT)・Lateral Reach Test(LRT)とした。可動域以外は2 回計測後その平均値を用いた。起立安定域テストとしては、床反力計を用い前後・左右方向への随意的最大重心移動範囲を測定するクロステスト(CT)を実施 し、最大足圧中心変位(COP)と矩形面積(RA)を測定した。FRTはDuncanらのスライド法に準じて測定し、LRTも同様に左右それぞれ測定し た。転倒に対する不安の有無についても質問した。統計解析は若年者群と高齢者群をスチューデントのt検定を使用し比較検討し、さらに高齢者群の各測定項目 をピアソンの相関係数検定により関連性を求めた。次に、高齢者に対し運動介入として片脚立位保持・椅子からの立ち上がり動作・CTを指導し2週間後に再度 測定を行なえた23名(男性8名・女性15名)に対し対応のあるt検定を用い比較検討した。有意水準はp<0.05とした。

【結果】
高齢者と若年者の比較において、下肢可動域については股関節外転において有意差があり(p<0.05)、膝関節屈・伸展(p<0.01)及び 足関節底・背屈でも有意差を認めた(p<0.05)。5回連続椅子からの立ち上がり動作時間では、両者間で約2倍の開きがあった。そしてCOP、 RA、FRT、LRTでも有意差を認めた(p<0.01)。X軸及びY軸COPにおいて若年性と比べX軸方向で57%、Y軸方向で52%と両方向で 高齢者の重心移動範囲の減少を認めた。開眼片脚立位保持時間は平均25.4秒であった。また、高齢者群においてCOPとRTおよびFRTとLRTの関連性 は次の通りだった。X軸COPとFRTは右r=0.61・左r=0.73、Y軸COPとLRTは右r=0.59・左r=0.45、FRTとLRTは右 r=0.68・左r=0.66と有意な相関を認めた。運動介入については、5回連続椅子からの立ち上がり動作時間・Y軸COP・RA・LRTに有意差を認 めた。転倒に対する不安があった者は3名(9%)であった。

【考察】
身体機能の経年変化として、Funatoらは、筋力は20 歳代をピークに徐々に減少し80歳代では20歳代の50%以下になると報告している。5回連続椅子からの立ち上がり動作時間の結果からも臨床上でも筋力判 定の指標として有用と考えられる。立ち上がり動作時間では、14.5秒が転倒リスクの判定に有用であるとの報告があり今回のデータでは10.3±3.1秒 となりその範囲内であった。対象者は転倒に対する不安はないものの身体機能としては転倒の危険性をはらんでいるものと考えられ、注意を促す必要がある。さ らに下肢可動性の狭小は、筋力を十分に発揮する上での阻害因子となる可能性があるため柔軟性の確保は重要と考える。また、静的バランス評価として開眼片脚 立位保持時間を動的バランス評価としてCT及びRTを測定し、有意な相関を認めた。FRTとLRTの関連性についてBenjaminらは相関があったとし ており、本研究からも同様の結果になり更にはCTについても関係性があった。今後は、転倒経験者や転倒により骨折あるいは手術をした患者を対象とした調査 を行ない機能評価判定に用いたいと考える。運動介入については、筋力と左右方向へのバランス改善に効果が認められ、側方安定性には有効であることが示唆さ れた。しかし、今回の指導としては期間についてのみであり、運動内容や頻度および運動量などに更なる検討が必要と考える。


ファイルダウンロード:バランス能力と身体機能の関連性(PDF)

高校野球投手の可動域の特性
2010年08月30日

高校野球投手の可動域の特性

医療法人 慈圭会 八反丸病院 
中村裕樹・竹内直人・永留篤男
鹿屋体育大学保健管理センター 
藤井康成          

【目的】
我々 は、平成16年より鹿児島県の高校野球選手に対し、メディカルチェックによるコンディション調整を年2回行ってきている。これまで肩関節回旋運動での投球 側と非投球側の比較検討は諸家により報告されているが、それは肩関節複合体(以下、SHj)としての検討がほとんどである。回旋運動を臼蓋上腕関節(以 下、GHj)と肩甲胸郭関節(以下、STj)のそれぞれの動きを測定している報告は少ない。今回我々は回旋及び水平内転の測定を行い、更に練習状況等も調 査し若干の知見を得たので報告する。

【方法】
平成18〜21年にメディカルチェックに参加した投手76名(年齢16.3±0.6歳、右投げ63名・左投げ13名)を対象にした。測定に際し、同意を得ている。
調 査は1.肩関節可動域として、坐位で1st・2nd・3rdポジションでの内・外旋及び水平内転域をGHj・SHjで測定し、投球側と非投球側で比較検討 した。2.アンケート調査として、調査時点での傷害の有無・部位を答えてもらった。更に投球フォームに関して、選手自身が投球の際に気をつけている点を聞 き、投球動作周期で検討した。

【結果】
結果1.各肢位による角度比較
1st外旋においてGHjは、投球側 68.4±17.8度・非投球側69.3±15.8度で、SHjは投球側78.4±14.3度・非投球側79.8±12.6度であった。2nd外旋におい てGHjは、投球側95.7±10.6度・非投球側92.7±8.3度で、SHjは投球側113.8±14.4度・非投球側107±14.6度であった。 SHjにおいて有意差を認めた。3rd外旋においてGHjは、投球側98.9±9度.・非投球側96.6±7.1度で、SHjは投球側 106.8±11.1度・非投球側103.9±9.1度であった。2nd内旋においてGHjは、投球側34.3±14度・非投球側50.8±14.4度 で、SHjは投球側66.7±19.6度・非投球側77.2±17.1度であった。GHj とSHjにおいて有意差を認めた。3rd内旋においてGHjは、投球側18.9±20.5度.・非投球側31.1±17.7度で、SHjは投球側 31.1±22.4度・非投球側42.3±17.8度であった。GHjにおいて有意差を認めた。水平内転においてGHjは投球側102.6±9.7度・非 投球側107.5±9.4度で、SHjは投球側129.3±10.1度・非投球側134.5±13度でGHj とSHjにおいて有意差を認めた。
結果2.疼痛部位別
問 題のある選手は、76名に対し28名で、肩・肘に問題のある選手は20名であった。上肢に疼痛がある選手とそうではない選手の間で、肩関節角度に有意な差 は認めなかった。投球フォームで気を付けている点として約8割が「体の開き」や「リリースポイントを前に」など、コッキング期及び加速期に注意をしてい た。

【考察】
投球動作の反復により回旋可動域が外旋方向へシフトし、肩後方組織の伸張制限・拘縮による内旋制限を引き起こすとさ れている。今回の我々の調査においても、第2肢位での回旋域は投球側及び非投球側でそれぞれ180.5度・184.2度となり、その内外旋と内旋の割合は 投球側が63%・37%で、非投球側が58%・42%となる。この割合の変化が、投球動作における回旋運動の特徴的なものと考えられる。更に、水平内転に おけるGHjとSHjの投球側の可動域低下も肩後方組織の短縮による影響が大きいと考えられる。
第2肢位回旋と水平内転における肩甲骨の動きを見 てみると、回旋において外旋・内旋ともに非投球側より投球側の方が3.8度と6度と範囲が拡がっている。特に、内旋はGHjの制限を肩甲骨の動きで補足し ようとしていると考えられる。水平内転での肩甲骨の動きは、投球側と非投球側それぞれ26.7度と27度とほぼ同じ値で肩甲骨の運動の違いはあまり考えら れない。更に、内旋と水平内転のGHjの非投球側と投球側の差は16.5度と4.9度となる。両運動とも後方組織の拘縮による制限が考えられるが、水平内 転に比べ内旋の方が関節包を含めより多くの組織の関与があるのではないかと推測される。

【まとめ】
これまで、投球による内旋制限 は経験上でSHjとしての制限として捉え、理学療法の介入を行なってきた。今回の測定によりGHjの制限が顕著になることによって特に内旋運動を阻害して いることか分かった。今後、臼蓋上腕関節に対する効果的なストレッチを検証し、障害予防による安全な投球を考えて生きたい。


ファイルダウンロード:高校野球投手の可動域の特性(PDF)