南九州rTMS研究会 第9回講演会の様子を紹介します。
下記の要領で開催いたしました。
——————————————————————————————————–
タイトル:「脳の可塑性から考えるこれからの脳卒中リハビリテーション」
講 師 :国際医療福祉大学医学部リハビリテーション医学講座 主任教授
国際医療福祉大学市川病院リハビリテーション科 部長
角田 亘 (かくだ わたる)先生
主 催:南九州rTMS研究会
共 催:八反丸リハビリテーション病院
厚地リハビリテーション病院
厚地脳神経外科病院
中江病院
日 時:平成30年3月09日(金曜)19:00~20:30
場 所:厚地脳神経外科病院 7F多目的ホール
参加対象:地域の医療従事者のみなさま
——————————————————————————————————–
こちらは当日の講演の模様です。
今回は、医師・看護師・セラピスト・ケアワーカーなど医療従事者約160名が参加しました。
講師に角田 亘 先生をお招きし、「脳の可塑性から考える、これからの脳卒中リハビリテーション」と題し、ご講演いただきました。
特に脳卒中リハビリテーションにおいて大事なことは、ただリハビリテーションをするのではなく、脳の可塑性を高めてからリハビリテーションをしたほうが良いとのことでした。また脳の可塑性を高める一例として“rTMS”や“脳の可塑性を高める薬物”について紹介されました。
今回の講演会で学ばれたことを各参加者の所属先へ持ち帰り、情報共有していただきたいと思います。
≪rTMSとは≫
『反復性経頭蓋磁気刺激療法』のことで、脳卒中等による腕や手指の麻痺の改善を目的に、頭の上にあてた電気コイル内に電流を流して磁場を発生させ、それにより脳内にわずかな電流を誘導、痛みを伴わずに頭の外から脳卒中等で弱まった脳活動を高める効用が期待される治療法のこと。
TMS治療について詳しくはこちらもご参照ください。