火災発生時に必ず行わなければならない初期対応が3つあります(防火管理の3原則)。

☑初期消火

☑避難誘導

☑消防への通報

の3つです!

火災発生時に、上の3つをいかに並行して迅速に実行できるかでその後の被害に雲泥の差が出ます!!

さて今回は、このうちの「初期消火」について、火災対応の「柱」(鹿児島市消防局上町分遣隊)にご協力いただき、訓練を実施しました!

対象者は八反丸消防隊の「癸(みずのと)」(今年度新入職員)です!

まずは、火災の危険性と消火器の取扱方法と留意点について講話を受講。

火災は火のイメージが強いですが、それよりも危険なのが火災で発生する・・・

「煙」です。

モノが燃える事で一酸化炭素が発生し、さらに燃えるモノによっては人体に非常に有毒なガス(一吸いで卒倒してしまうような)を発生させるモノもあります。

「よもやよもやだ」

火災時の対応は、この「煙」にも注意を払いつつ対応する必要があります。

講話後は実技訓練に移ります!!

日輪刀ではなく、消火器を手に消火活動を行います!

消火器で消火できる火災の程度は、

「天井に火が届く・燃え移る」まで!!

上記の状態になったら、速やかに消火を中止し、避難してください!!

続いて、屋内消火栓の取り扱い訓練を行いました!

屋内消火栓は、消火器より優れた消火能力がありますが、水圧が非常に強い為、2~3名で取り扱う事を推奨します。

これにて訓練は終了。

火災は「いつでも」「どこでも」起こり得るものです。

火災対応の知識・技術は、患者さんのために日々磨いている看護やリハビリテーションの知識・技術と同じ、患者さんの「嬉しい」「良かった」を増やし、「安心・安全」を守るためのものだと考えています。

他人事にせず、今後も研修や訓練を通じてしっかりと身に付けてほしいと思います!!

「そして今度は君達が八反丸消防隊を支える柱となるのだ。俺は信じる。君達を信じる!」

「心を燃やせ!!」

訓練に参加されたみなさんお疲れ様でした!

そして、大変お忙しい中、訓練にご協力・ご指導いただきました鹿児島市消防局上町分遣隊の皆様、誠にありがとうございました!!