痙縮とは?
痙縮とは筋肉に力がはいりすぎて、動きにくかったり、勝手に動いてしまう状態で、医学的には反射の一種である伸張反射亢進とされます。症状としては手の指 が握ったままとなり、開こうとしても開きにくい、肘が曲がってしまう、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどなどあります。
- 筋肉が緊張しすぎてしまう状態で、手足がこわばったり、つっぱったりします。
- 片まひと同じ側の手足にあらわれることがほとんどです。
痙縮とは筋肉に力がはいりすぎて、動きにくかったり、勝手に動いてしまう状態で、医学的には反射の一種である伸張反射亢進とされます。症状としては手の指 が握ったままとなり、開こうとしても開きにくい、肘が曲がってしまう、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどなどあります。
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。 ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があります。そのためボツリヌストキシンを注射すると、筋肉の緊張をやわらげることができるのです。
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。当院では手足(上肢・下肢)の痙縮を中心に行ないます。
次のような効果が期待できます。
ボツリヌス療法を行った後、リハビリテーションを組み合わせて継続して行うことで更に効果が期待されます。
※ボツリヌス療法は、繰り返し実施することで効果の出る治療法です。1度のみの実施では効果の出にくい場合があります。
※症状に応じて、リハビリテーションや、機器を用いた併用療法(振動刺激や衝撃波治療)を実施します。
当院のボツリヌス療法は予約制となっております。